やまが de さくら日記

山鹿でくらす日々の記録です

50号 ゆく年 くる年

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   今日は一日雨模様

あと5日で今年も終わり、か。

ふぅ

わが家では、その日の出来事などを

卓上カレンダーに書き込んでいて

これが結構役に立つ。

 

2月19日 両親の離婚成立 

  母親が家を出て、別居から約1年。

  もともと不仲だった両親。調停離婚が成立

  するまでの間、両者の罵り合いを聞くのは

  ストレス以外の何者でもなく、別々の道を

  歩むことが決まって、本当によかったと思う。

  それぞれの人生に幸あれ。

 

4月1日 同居人が離職する旨、上司に告げる。

  エイプリルフールの冗談ではなく、本当の話。

  勤務して1年、わたしも専業主婦で経済的な不安もあったけど

  どうしても嫌だというので、それなら仕方がない

  と腹をくくる。結婚していても、わたしの人生じゃないし。

 

7月1日 熊本県山鹿市に転居。

  わたしにとっては、いちばんの故郷。

  帰ってこれて、よかった。大好きな祖父母に

  毎週会えて、嬉しい。

 

11月19日 大好きな叔父ちゃんが亡くなる。

  こんなに辛いことはないんじゃないか、と思うほど

  辛かった。病気でも事故でもなく、自死だった。

  わたしは子どもの入院の付き添いで、名古屋にいたのだけど

  飛んで帰った。亡くなる2週間前に、わたしは叔父ちゃんに

  会っていて、その時履いていたブーツや上着や、一緒に食べた

  お昼ごはんを、今でも思い出す。あの時も、自らの命を

  断ってしまうほど、辛かったのだと思うと、自分の鈍感さに

  うんざりする。棺に入ったおじちゃんの顔は、本当に安らかで

  お化粧をされているせいか、どこかのっぺりとしていた。

  もう何もできない。祖父母の家に行くたびに、お参りするのが

  やっとで、それも生きているおじちゃんには届いていないと

  思うと、虚しくなったりする。

 

  ゆく年、くる年。

  来年はどんな年になるだろう。